■□■5月5日までのお届けは4月20日受注分までとさせていただきます。■□■

京都老舗織物店にて織り上げた西陣織金襴の名前旗。
龍と虎
双方、神秘的な力を持つ動物でありながら、龍は想像上の最強の存在、
虎は実在する獣の頂点に君臨。
古来より、天（龍）と地（虎）、東（龍）と西（虎）、水（龍）と土（虎）を表し、
陰陽二元論にもとづく万物万象の秩序体型の要として、
生活文化から仏教の世界にまで広く畏怖崇拝されてきました。
龍はその啼き声によって雲や嵐を呼び、
また竜巻となって天空に昇り自在に飛翔すると言われています。
龍は「すぐれた人物、傑物」といった意味です。
現代でも傑出した人物を龍に喩えたり人名に使用したりする事がよくあります。
天を駆ける龍のまわりは、雲でいっぱいです。
この雲は形がきのこの一種である霊芝（れいし）に似ていることから霊芝雲と呼ばれ
不老を象徴する瑞雲（ずいうん）です。
虎は勇猛・勇気・権威・力・病や悪霊退散・幸運、強い生命力、
虎は人に似るとも言われています。
龍虎は四方をつかさどる天の四神（しじん）のひとつ。
日本で武将が龍や虎の図を好んだのは強さと幸運をもたらす力にあやかりたいとの
希望も含めて、何れかに自分をなぞらえたのではないでしょうか。
明らかに敵対する武将がある場合は、「互いに優劣なく天下を二分する英雄」
の一方として自賛の心もあったかもしれません。

黒無地の部分には地紋として吉祥を表す紗綾形紋（さやがた）と瑞雲の柄を入れ
旗全体がひとつの風景になる様に織り上げられています。

古来より「5月5日」はヨモギ等の薬草の日・薬日とされていたことから
両脇の飾り房は緑色を採用。
男児のお祝いに相応しい招福名前旗です。

サイズ：全体　間口20×奥行10×高さ55㎝（約）
　　　　旗のみ　巾15×高さ44㎝（約）

※生年月日は元号「平成」「令和」などになります。西暦は承りません。
※文字は毛筆風「楷書」体になります。明朝体、ゴシック体などの文字と
　異なる場合がございますのでご了承ください。
※ご注文いただいてからの製作となりますのでお届までに10日から2週間ほど
　掛かりますので、お届け日の指定は承れません。
　出来上がり次第お送りさせていただきます。
※御祝のしをお付け致しますのでご希望の方は備考欄にご記載ください。
※お名前は基本３文字までです。
※こちらは国内「送料無料」でお送りいたします。
※お名前入りの為、キャンセル、返品は承れません。

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